きょうの料理レシピ
かつおの炙りサラダ いぶりがっことごぼうのみそ漬けのソースで
日本の漬物を調み料に見立て油脂でつないだ“食べるソース”。厚めに切ったかつおのたたきがポイント。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/300 kcal
*1人分
塩分/1.3 g
*1人分
調理時間
/20分
材料
(4人分)
- ・かつおのたたき (刺身用) 120~140g
- ・付け合せの野菜 適量
- *好みのものでよい。ここでは、ロマネスコ、なす、トレビス、トマト、アボカド、チコリなどを使用。ロマネスコは塩ゆでし、なすは素揚げして皮をむいて塩をふる。ほかは食べやすく切る。
- 【いぶりがっことごぼうのみそ漬けのソース】*つくりやすい分量。
- ・いぶりがっこ (市販/みじん切り) 50g
- *全体備考参照。
- ・山ごぼうのみそ漬け (市販/みじん切り) 50g
- *全体備考参照。
- ・エシャロット (みじん切り) 30g
- ・粒マスタード 30g
- ・赤ワインビネガー 25g
- ・しその実のしょうゆ漬け (市販) 20g
- ・オリーブ油 140g
- 【A】
- ・塩 2g
- ・こしょう 少々
- 【梅肉ソース】*つくりやすい分量。
- 【B】
- ・梅干し (減塩/種を取って刻む) 70g
- ・昆布のだし 25g
- *昆布でとっただし。なければ昆布茶の素(もと)を表示どおりの湯で溶いたものでもよい。
- ・酢 60g
- ・しょうゆ 10g
- ・みりん 45g
- 【C】
- ・サラダ油 100g
- ・白ごま 2g
つくり方
1
【いぶりがっことごぼうのみそ漬けのソース】をつくる。ボウルに【A】以外のすべての材料を混ぜ合わせ、【A】で味を調える。
2
【梅肉ソース】をつくる。別のボウルに【B】を混ぜ合わせ、仕上げに【C】を加えて混ぜる。
3
かつおは2~3cm厚さに切り、付け合わせの野菜と一緒に器に盛る。【いぶりがっことごぼうのみそ漬けのソース】を回しかけ、【梅肉ソース】少々を散らす。
全体備考
◎いぶりがっこ◎
主に大根をくん煙、乾燥させて漬けた秋田名産の漬物。秋田では漬物のことを「がっこ」と呼ぶことからその名がついたとか。いぶした香りとたくあんのような歯ざわりが美味。
◎山ごぼうのみそ漬け◎
キク科のモリアザミの根をみそ漬けにしたもの。ごぼうに形が似ていることからそう呼ばれ、また、切り口が菊の花に似ていることから菊ごぼうとも呼ばれる。
【ぶりがっことごぼうのみそ漬けのソース】と【梅肉ソース】
日本の漬物にはそれぞれに独特の風味とうまみがあるのでソースに"調味料"として使う。ソースは、かつおのほか、いわし以外の魚の刺身、鶏肉によく合う。冷蔵庫で1週間保存可能。味が濃くなったらオリーブ油適量を足す。
きょうの料理レシピ
2017/10/25
谷原章介の Timeless Kitchen
このレシピをつくった人
熊谷 喜八さん
東京・銀座をはじめ、フレンチ料理をベースにした無国籍料理をはじめ、イタリアン、チャイナ、カフェ、ケーキショップやソフトクリーム店などを展開している。
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